皮膚科 川﨑クリニック|大東市 住道 湿疹 アトピー いぼ 女医

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皮膚科

「日本皮膚科学会専門医による診療」

皮膚病と上手につき合うお手伝い

皮膚病は皮膚の病的変化で、実にたくさんの種類が知られており、優に500種を超えると言われます。原因も多岐にわたり、外的因子によるもの、内的因子によるもの、老化によるものなど、至って多様です。個々のケースに応じて、スキンケアと軟膏などによる外用療法、内服療法等を適切に行うことによって、こうした皮膚病と上手につき合うお手伝いをいたします。

こんな症状・疾患がよく見受けられます

  • 〇湿疹(ブツブツ) 
  • 〇接触皮膚炎(かぶれ) 
  • 〇蕁麻疹 
  • 〇痒み 
  • 〇アトピー性皮膚炎 
  • 〇乾癬 
  • 〇乾燥肌 
  • 〇にきび 
  • 〇水虫 
  • 〇虫刺され 
  • 〇ほくろ 
  • 〇いぼ 
  • 〇できもの 
  • 〇たこ、魚の目 
  • 〇瘭疽 
  • 〇巻き爪 
  • 〇やけど 
  • 〇帯状疱疹 
  • 〇円形脱毛症 
  • 〇乳児湿疹 
  • 〇とびひ 
  • 〇水いぼ など

皮膚科の主な疾患

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、慢性的に経過する湿疹(皮膚炎)で、痒みを伴います。その根本には、皮膚の乾燥とバリア機能の異常があり、そこに様々な刺激やアレルギー反応が加わることによって発症すると考えられています。アトピー性皮膚炎は慢性疾患ですが、ステロイド外用薬やタクロリムス軟膏、かゆみ止めの飲み薬などによる薬物療法、および適切なスキンケアを行うことによって、日常生活に支障なく、かゆみなどのストレスの少ない皮膚の状態を保つことが大切です。

湿疹

湿疹とは、皮膚表面に生じる炎症の総称で、痒みや赤み、かさぶた、ただれを伴います。原因としては、かぶれ、花粉、細菌、ハウスダスト、薬剤などの外的要因、およびアレルギー、発汗、皮脂の状態、内臓疾患などの内的要因が絡み合って発症すると考えられています。湿疹を繰り返したり慢性化させたりすると、皮膚ががさついたり、湿疹の痕が残ったりすることがありますので、早めに皮膚科を受診しましょう。

蕁麻疹

丸っぽく少し盛り上がったみみず腫れが数分~24時間以内にできては消えてを繰り返す皮膚疾患です。多くは痒みを伴い、チクチクとした痛みのほか、熱く焼けつくような痛みが生じることもあります。原因は、飲食物や内服薬、病原微生物などいろいろです。治療には抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬などを用います。薬を内服すれば多くは数日で症状が治まりますが、慢性化すると経過が長く続くこともあり、医師の指示に従って飲み続け、徐々に減薬していくことが大切です。

いぼ

いぼは、皮膚から盛り上がっている小さなできものを指す俗称であり、専門的に言えば、様々な皮膚疾患を含んでいます。ごく普通のいぼは、ウイルス(HPV)感染によるもので、ウイルス性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれます。ウイルスが原因ですから、うつる可能性があります。いぼの治療には、液体窒素を用いた冷凍凝固療法や電気焼灼法、ヨクイニン内服療法などがあり、個々の患者さん適した方法が選択されます。

やけど

やけどは、高温のものが皮膚に一定時間以上触れることによって起こる皮膚の傷害です。かぶれや細菌感染を起こすことがありますので、患部には薬などを塗らずに、受診してください。その際、流水でしばらく冷却してから来院して下さい。やけどが広範囲にわたる場合は、やけどをした部分の炎症によって血管内の水分が移動して減少し、循環障害から血圧低下を来たすことがあり、全身管理が必要になります。こうした場合は、入院施設のある医療機関への受診が必要です。

水虫

水虫は正式には白癬と呼ばれ、足に起こると足白癬といいます。白癬とは白癬菌という真菌(カビ)によって生じる感染症で、多くは家庭内の足拭きマットやスリッパなどの共用によってうつります。角層(皮膚の一番外側)に感染した白癬は、抗真菌作用のある塗り薬で治療しますが、角層が肥厚している角質増殖型と呼ばれるタイプや白癬菌が爪に寄生している場合には、内服薬を用いることがあります。

にきび

にきびの始まりは、皮脂の分泌過多と毛穴の詰まりです。皮脂が毛穴に溜まった状態が面皰で、内部は皮脂が豊富で酸素が少なく、アクネ菌が増えやすい環境になっています。アクネ菌は常在菌ですが、数が増えると炎症を起こして赤くブツブツしたにきびや膿をもつにきびを引き起こします。毛穴の詰まりに効果があり、にきびをできにくくする薬(アダパレン等)と、アクネ菌や炎症に効果的な抗生物質の内服、外用薬などによって治療します。